代表挨拶

家計の泉へようこそ

弊所は、保険や投資性金融商品の販売を前提としない、いわゆる独立系ファイナンシャル・プランナーズ事務所として事業を行っています。
日本においては、独立系FPへのニーズはあったとしても、現実問題として収益性の面で事業化がなかなか難しい部分がございます。
この収益性の問題につきましては、「FPの独立性を害さない他分野で収入を得ながら、FPとして活動する」という方針をとることで乗り越えております。
また、既存の保険代理店や金融商品取扱い店とは競合するのではなく、共存することを目指しています。
なぜなら弊所は保険や金融商品を取り扱わないのですから、お客様の求めに応じて、優れた専門的知識と経験を有する外交員につなぐ必要があるからです。
現在は代表:和泉の個人事務所のような形態になっておりますが、ゆくゆくは規模を大きくし、独立系FPが社会に必要とされるような身近な存在となれるよう、その一石を投じたいと考えております。
日々試行錯誤が続いている状況ではありますが、ご興味を持っていただけた方はぜひ弊所をご利用いただけたら幸いです。

志高く、学業を志す学生に…

世の中には、旺盛な向学心を持った多感な学生が多くいらっしゃいますが、一方で、その向学心を利用して多額の金銭を支出させようと近づく者も存在します。
裕福な家庭出身で、金銭負担に耐えられるのであれば問題はあまり表面化しないかもしれません。
しかしながら、例えばなぜ大学へ奨学金を利用しながら通っている学生が、ダブルスクールをして新たにローンを組む必要があるのでしょうか?
他には、なぜ大学生がなけなしのお金をはたいてMLMの代理店登録をする必要があるのでしょうか?
大学生のネットワークでMLMビジネスをしようとすれば、そのリストアップ対象は必然的に大学の同窓となってくるわけですが、同窓生という大切な人的財産を毀損するようなことをあえてする必要がどこにあるのでしょうか?またMLMビジネスに関わった学生は勤労意欲を失う傾向にあります。
このように大学生のMLMへの関与は、金銭的負担はもとより、人間関係と心の部分に多大な影響を与えるといった点で非常にリスクが高いのです。

若年層にもFPが必要

ファイナンシャル・プランニングは不確実で長大なる人生のうち、お金の部分に焦点を当て、人生設計のお手伝いをさせていただく職業であると考えております。
そして、そのお手伝いは、人生設計の基盤となる若年層へアプローチすることが最も効果的であると考えます。
現在の独立系FPは、フィーを頂ける富裕層が主要なお客様でありまして、若年層へは『金銭教育』という名目でほぼボランティアで一度に大勢を相手に活動しているのが現状です。
私としましては、どうにかして将来設計が必要な若年層に対しての個別相談で事業を成り立たせることはできないかと、考えを巡らせてまいりました。
そのためにコストを可能な限りカットし、なるべく若年層の負担にならない金額でFP相談を行えるよう心がけています。

有料相談ゆえの緊張感と葛藤

意見を戦わせられるFPを目指して

ここでは若年者についての文章となりましたが、ファイナンシャル・プランニングは各年代・ライフステージにおいて必要になってきます。
現状、お金を払ってでも相談にいらっしゃる方はお金のことについてご自身なりの考えをお持ちです。
FPに助言をもらうというよりかは、自分の意見が正しいかどうかを確かめに来るといった感じですね。
もしFP相談中に勉強不足な部分があった場合、喉元に刃物を突き付けられたような感覚に襲われます。
有料相談を行うがゆえの緊張感と葛藤・そして無知を思い知らされるかもしれない恐怖心が惹起されるのは事実です。
けれど相談中はそのような心情は内面に押しとどめ、表情はにこやかに、FP相談を行っています。
まだまだ試行錯誤の状態ではありますが、ご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊所をご利用いただけたら幸いです。
家計の泉 代表 和泉勇樹