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子育てと夜泣き

最近のことですが、早朝にオフィスへ出勤すると
「最近お早いですね」
とお声がけをいただくことがありました。

元々、朝早く出勤する方ではあったのですが、そういえばこの2か月ほどの間は、子どもの夜泣きがすごくて夜眠れずにお寝坊さんで、出勤時間が遅めになっていました。

思い返せば子どもが産婦人科から退院して、初めて自宅のベビーベッドに寝かせた時に湧き上がってきた今後のことへの漠然とした不安。
退院した日から夜中にやっぱり大泣きして、2時間毎に睡眠を削られながら慣れないオムツやミルクに夫婦共々追われる日々。

そして何よりも、夜中の大泣きによって、近所へ迷惑をかけてしまっているという精神的な圧迫感。これには本当に参りました。
それでもまだ私たちのマンションは角部屋で、さらに世帯数も少ない上にファミリー層が多いため環境的には恵まれている方だと思います。
近所と事前のコミュニケーションが取れていたおかげもあり近隣トラブルが起きたことはありませんでした。
しかし、それでも我が子の真夜中の大泣きによって近所に迷惑をかけてしまっているという精神的な圧迫感は相当なものでした。

もし、住んでいるマンションが両隣に挟まれた部屋だったとしたら、また、近所とコミュニケーションが取れていなかったとしたら、正気を保てていたかどうかわかりません(おそらく保てていなかっただろうと思います)。

子育て中の人によっては、夜中に泣きわめく子どもを車に乗せてドライブに出かけたり、コンビニのイートインでやり過ごしたりするというお話を聞いたことがあります。

世の中がどれだけ便利になっても、都市部の夫婦世帯における新生児の子育てというものは過酷であり、地域社会で支えあいながら子育てをしていくという感覚がなければ立ち行かないのではないかと感じました。
現状、都市部では子育て経験が無い人が多くなっていることも影響してか、周囲から厳しい視線・言動が向けられるケースが見受けられ、子育て中の人への精神的圧迫に拍車をかけているような気もしました。

近所で子育て中の人に接した際には、こちらから子育てを慮る言葉を一言かけるだけでも、子育て中の人はずいぶん気が楽になると思いますから、私はそうしていきたいと考えています。

今回の記事はファイナンシャル・プランとはあまり関係がないのですが、今の気持ちを大切にしていきたいという思いから文章にしてみました。

追記:この2020年2月、3月に出産なさったご家庭におかれましては、子育てに必要なアルコール除菌やマスクといった衛生用品が店頭から消え、場所によってはオムツまで払底してしまったと聞きます。
私たちはこの困難な時期を乗り越えていかなければなりませんが、もし、子育て中のご家庭で誰にも相談できなくて事態に窮しているという方がいらっしゃいましたら、些細なことでも結構ですから私の方までご連絡してみてください。
できることは限られているかもしれませんが、同じ子育て中の者として少しでも支えになれたらと思っております。

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